治療理念

Philosophy

治療すべきところを部分的に診るのではなく、四診(望診・聞診・問診・切診)を通じて身体の状態を総合的に分析します。そして、常に人体を巡っている“精・気・血・水(津液)”のバランスを整えていくことが重要になります。この“精・気・血・水”は、東洋医学では基本となるものでこのバランスが崩れると不調をきたします。


例えば、局所的な筋肉のコリに対しても局所だけを診るのではなく、筋肉や神経の走行を考慮する西洋医学はもちろん、五行学説や陰陽学説といった東洋医学も考慮し、経穴(治療すべき点)を決定していきます。私たち東洋医学をベースとした治療は、急性症状から慢性症状まで対応していきます。特に、近年注目されている“免疫機能の改善”や“予防医学”にも東洋医学はとても重要です。また、鍼灸指圧治療は副作用のない身体に優しい治療でもあります。


鍼治療を体験されたことないかたは、“鍼”って痛いんじゃないか?など、鍼治療に対して不安を抱くかたはまだまだたくさんいらっしゃいます。治療は、そのかたに合った治療を提供しています。できるだけリラックス(副交感神経の状態)して治療を受けていただけるようにしっかりお話を伺い、空間作りも大切にしています。ぜひ、鍼灸指圧治療が初めてのかたや様々な病院に行きたくさんのお薬を飲んでいるけどなかなか改善されない、といったかたにも体験していただきたいです。


そして、美容も治療も継続が何よりも重要です。個人差がありますが、一度の施術で変化を感じられない場合もあります。不調となる原因を治す根本治療ですので、体質改善することにより再発しない身体作りを目指します。鍼灸指圧治療が身体を大切に労るメンテナンスとして生活の一部になり、心身ともに健康的でイキイキとした生活を送っていただけたら嬉しいです。